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長くなりすぎたので解説とルール分けました。
101.4. 効果の処理は S・トリガーを優先し、常にターン・プレイヤー側の効果から行う複数の効果が同時に存在する場合、常に S・トリガーの効果を優先して処理します。また、ターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーの効果が同時に存在する場合、ターン・プレイヤーの効果を先に処理します。ひとつの効果の処理が完全に終わった後でそのほかの効果処理に移ります。
101.4a 複数の効果が同時に発生した場合、まず S・トリガーの効果をターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。その後、残る効果のうちターン・プレイヤーから自分のカードの持つ効果を好きな順番で解決します。ひとつの効果処理中に他の効果が発生してもそれは一度待機状態となり、現在解決中の効果の処理を優先して行います。その後残っている効果を同様に好きな順番で処理していきます。ターン・プレイヤーの効果処理が全て終わった後に、非ターン・プレイヤーの効果を処理します。
101.4b S・バックも S・トリガーと同様のタイミングで、複数の効果が同時に発生した場合ターン・プレイヤー非ターン・プレイヤーの順で処理します。
101.4c 非ターン・プレイヤーの効果を処理する過程で、ターン・プレイヤー側の効果が発生した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理します。
101.4d 効果の処理中に置換効果以外の他の効果を割り込ませることはできません。ただし、その効果の指示で他の呪文などの効果を使うとされている場合、処理の一環として解決します。
110.3d 常在型能力
クリーチャー、クロスギア、ウエポン、フォートレス、鼓動およびフィールド、オーラ、儀、星雲がバトルゾーンにある間、または城やシールド・ゴーを持つクリーチャーがシールドゾーンにある間、常に機能し続ける継続的効果を生み出します。
702. ターン起因処理
702.1. ターン起因処理は、ターンの進行によって自動的に発生するゲームの処理のことです。ターン起因処理より前にその他の効果を処理することはできません。
702.1a 特定のステップが始まるのを待っている能力は誘発型能力であり、ターン起因処理でありません。
702.2. ステップが始まると、そのステップにターン起因処理が存在するなら、そのターン起因処理が最初に処理されます。これは状況起因処理のチェックよりも前で、誘発型能力が待機するよりも前です。
703. 状況起因処理
703.1. 状況起因処理は、状況によって自動的に発生するゲームの処理です。状況起因処理より前にその他の効果を処理することはできません。
703.1a ある特定の条件を待っている能力は誘発型能力であり、状況起因処理ではありません。
703.2. 状況起因処理はゲームがチェックする処理の事で、どのプレイヤーのものでもありません。
703.3. ゲームは状況起因処理の発生する条件のどれかが満たされていないか常に確認し、該当するものがあればそのすべての状況起因処理を同時に、単一のイベントとして処理します。状況起因処理がチェックの結果として発生した場合、処理後に再びチェックが繰り返されます。
703.4. 状況起因処理には、以下のものがあります。
112.3a S・トリガーはブレイクなどでシールドが手札に加えられるとき、そのカードを対戦相手に見せて宣言することで、即座にコストを支払わずに使うことができます。複数の S・トリガーを持つカードがシールドから手札に加えられる場合、使用するカードを対戦相手に見せて宣言を行います。それらのカードは一度手札で待機状態となり、その後、通常と同様に処理されます。呪文の場合は呪文の効果解決までが S・トリガーの能力となりますが、クリーチャーは召喚することまでが S・トリガー能力です。バトルゾーンに出たことによって誘発する効果は別個のイベントとして扱います。これはクロスギアのジェネレートやフィールドを展開する事についても同義です。
112.3b S・バックはこの能力を持つカードが手札にある状態で、指定されたカードがシールドから手札に加えられるとき、そのカードを捨てて宣言することで、即座にコストを支払わずに使うことができます。S・バックを持つカードと指定されたカードがシールドから同時に手札に加えられる場合、その S・バックのカードは手札にある状態ではないので、S・バックの能力を使う事はできません。S・バックの能力も S・トリガーと同様に、呪文の場合は呪文の効果解決までが S・バックの能力となりますが、クリーチャーは召喚することまでが S・バック能力です。バトルゾーンに出た事によって誘発する効果は別個のイベントとして扱います。これはクロスギアのジェネレートやフィールドを展開する事についても同義です。
110.4e カード自身の、そのカードを使用することに限定や修整をもたらす能力は、それらのカードが使用されようとするゾーン(通常は手札)にある間に機能します。
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