【竜剣士マジェスペクターSR】 |
最終更新:2016/08/28 23:04 投稿日:2016/08/28 22:59 |
┗ デッキの種類 :
(メタビート)
┗ 登録目的 : 【大会用デッキ】 |
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koya |
まず最初に、このデッキは先攻をとって相手を初手からメタる、いわゆるメタデッキというものです。
簡単に、メタカードの解説をしていきます。
召喚無効系:
マジェスペクター・テンペスト
神の宣告
神の警告
モンスター効果無効系
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング
No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド
マジェスペクター・テンペスト
魔法無効系:
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー
魔法・罠無効系:
トーテムバード
水精鱗メタ:
深淵に潜む者
この中でも特によくわからないカードといえば、「トーテムバード」だと思われます。この「トーテムバード」とは、風属性モンスター×2体によるエクシーズモンスターで、効果は
「このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードの攻撃力は300ポイントダウンする。 」
という破格のものです。
ですが、風属性モンスター×2なんて出せるのか? という皆様の疑問があると思われます。確かに、通常のデッキには、こんなエクシーズ素材の重いカード、ぶっちゃけ入りません。ですが、このデッキにおいては話が別です。なぜなら、このデッキに入っているマジェスペクター、SR、ともに「風属性モンスター」しか入っていないからです。
「トーテムバード」を出す動きの例:
1:SRベイゴマックス→SRタケトンボーグ
(必要手札1枚、実質手札消費1枚、召喚権(自分のフィールドにモンスターがいない場合のみ)不要)
2:レスキューラビット→召喚師ライズベルト×2
(必要手札1枚、実質手札消費1枚、召喚権(ペンデュラム召喚でない場合)使用)
3:マジェスペクター・ラクーン→適当なマジェスペクターのスケールカード→ペンデュラムゾーンにスケール2~5or7をセッティング→マジェスペクター・キャットor召喚師ライズベルトorSR三つ目のダイスをペンデュラム召喚
(必要手札3枚「マジェスペクター・ラクーン」「スケール2or5or7のカード1枚」「風属性✩3モンスター」、実質手札消費3枚、召喚権使用、スケールセッティング完了)
他にも方法はいくらでもありますが、大まかにはこの三通りを使います。ちなみに、「SRタケトンボーグ」が手札にある場合は、「風属性✩3」モンスターさえいれば召喚権使えば出すことが出来ます。これだけ手軽に出せるのですから、このデッキにおいて「トーテムバード」は主役級の活躍をします。「魔法・罠」の両方を打ち消せるのは強みですね。
トーテムバードの役割:
1.バックの「召喚無効系」のカウンター罠の守護神。
2.相手の潤滑油(「トレードイン」「サーチ魔法カード」)などの妨害。
3.ペンデュラムに対する破壊を阻止。
と、自分を守ることも、相手のデッキを歯止めすることも出来るカードとなっているので、プレイング次第で光り輝く、このデッキのエースモンスターになります。初手は大抵、これを出して、召喚無効系を揃えてメタをはります。
このデッキの最大の特徴:
1:このデッキの強みは、何より「相手の効果破壊と対象効果にとことん強い」点です。マジェスペクターモンスターは一貫して、
「このカードはモンスターゾーンに存在する限り、相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。」という効果があります。ゆえに、対象を取らない効果無効、もしくは召喚無効系の罠でなければ妨害は絶対にされません。
2:続いて、このデッキの強みといえば、「召喚無効系を嵩増し出来る」点です。そのカードが「マジェスペクター・テンペスト」であり、この効果は
「①:自分フィールドの魔法使い族・風属性モンスター1体をリリースして以下の効果を発動できる。
●モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。 」
という非常に汎用性の高いカードです。マジェスペクター自体が破壊されにくい上に、一貫して「魔法使い族・風属性モンスター」なので、バック破壊以外ではまず妨害されることはありません。つまり、マジェスペクターモンスターさえいれば、神の警告あたりと同じ使いやすさを得ることが出来ます。サイドデッキ、あるいはメインデッキの方に通告などを追加投入して隣に「トーテムバード」を立たさせれば、とにかく安全に運用出来る点がとても優秀です。さらに、このカードは「マジェスペクター・フォックス」
「マジェスペクター・フロッグ」「マジェスペクター・キャット」からサーチ出来るので、さらに使いやすさが増しています。
3.デッキ割れ(中身が見抜かれること)が遅い
三つのテーマを同時に運用、それもシンクロ、ペンデュラム、融合、エクシーズと多様なカードを使っているので、「マジェスペクター」を使っても「SR」を見抜くのは難しく、また「竜剣士」を主に使えば、どのデッキか判明するのは難しいです。そのため、「相手がこちらにとって都合のいいプレイング」をしてくれる場合もあるため、それによる勝率も若干ですが向上します。これってメタとかいう意味で結構大切なんですよね。
Q:竜剣士・竜魔王モンスターの意味
竜剣士・竜魔王モンスターを採用することにより、このデッキの爆発力が変わります。その主な理由が
1.「竜呼相打つ」による単純なアドバンテージ
2.「レスキューラビット」が仕事をしやすくなる(腐らない)。また爆発力が格段に増す。
3.兎一枚など、「剛竜剣士ダイナスターP」にアクセスが非常にしやすく、またこのカードはPカードを守れる上に、竜剣士をエクストラに肥やすことが可能。不必要な場のカードの除去も出来る。守備力が2950ととても高い。✩8ということにより、タイタニックに繋ぎやすい。他のPカード割るために除去カード1枚の消費を相手に要求(メインフェイズ1の時点で)。
4.「竜剣士ラスターP」による潤滑油。またスケールの調整を単純に行いやすくする。
5.✩4モンスターの嵩増し、また出しやすさという点が優秀。
この中でも、特に「2.」「3.」のアドバンテージは魅力的で、エクストラにPカード増やすことに特化しているため、竜剣士カードは必須になります。また、✩4モンスターを増やすことにより、ランク4へのアクセスがさらに簡単になりますので、そういった意味でも大切です。
Q:「召喚師ライズベルト」って何の意味が?
1.単純にスケール2のバニラ風属性✩3という優秀な性能。
2.スケール2不足による補完。
3.スケールに置いた時のレベル調整が優秀。
4.「レスキューラビット」からのアクセスを増やす。
5.「トーテムバード」へのアクセス要因。
※注意:魔法使い族ではないので、「マジェスペクター・テンペスト」のリリース要因にはならない。
Q:SRチューナーの意味って何?
1.デッキのパワー不足、またモンスター効果無効系に薄かったため、「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」へのアクセスルート確保のため。
2.これ1枚とバックだけで詰むデッキが多いのでは? という安直な考え。
3.「爆竜剣士イグニスターP」へアクセスするためのチューナーを増やすため。
4.「SRタケトンボーグ」の汎用性を増やすため。
以上になります。もしも「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を使う場面、またこのカードが対策となるデッキが環境にない場合は、これらを除外して「神の通告」を入れたほうが確実に為になります。空いたエクストラ枠は、メタorパワーカードのランク3~4を入れて対応力を伸ばしましょう。
Q:「マジェスペクター・トルネード」の意味って何?
1.既にフィールドに出たモンスターは、当然ながら召喚無効系が効かないため、その予防策。
2.「マジェスペクター」カードでの対応幅を増やすため。
こちらに関しては一枚あればとりあえず安心です。対象の耐性ついているカードは、大抵ライトニングで吹っ飛ばせるので、この一枚があると何かと対応出来る場面が増えます。
Q:「魔封じの芳香」どうすんの?
1.先攻をとって既に設置した状態にして、さらに「トーテムバード」や「剛竜剣士ダイナスターP」、バックを厚くすることで「魔封じの芳香」があってもどうしようもならない状態を作り出す(一番現実的です)。
2.相手が先攻の場合、先攻で引かないことを祈る。
3.「ハーピィの羽根箒」を引けることを祈る。
4.サイドに「魔法・罠」を破壊するカードを少しだけ増やして確率を上げる(ただし回転率は落ちる)。
正直に言いますと、「魔封じの芳香」とかバカみたいにきついです。このデッキが半分以上機能しなくなるので、「二戦目以降は絶対に先攻をとってメタを貼りまくって」ください。初手で引かれたら「ハーピイの羽根箒」を素引き、あるいは初手にあることを祈りましょう。
Q:サイドデッキのそれぞれのカードの意味って何?
1.ツインツイスター=相手の「魔封じの芳香」や他のカードを割る。相手のバックが薄いデッキの場合は、「サイクロン」の方が良いです。手札捨ててアドになることはそうそうありませんので。
2.神獣王バルバロス=スキドレ対策。また、「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」へのアクセスを一枚だけ増やす。ペンデュラムから三体生贄の全体破壊を狙う。現環境では不要か。
3.増殖するG=言わずと知れた特殊召喚メタ。特殊召喚を抑止して、できない場合はその後の対応力として活用しましょう。
4.深淵に潜む者=墓地利用阻止。水精鱗への最強メタカード。効果発動は相手のスタンバイフェイズにどうぞ。
5.ブラック・ホール=モンスターを処理したい場合に。激流葬よりは噛み合いが良い。
6.揺れる眼差し=相手もペンデュラムを活用する場合の対抗策。
7.強制脱出装置=フィールドに出たモンスター対策。
8.停戦協定=ライフを削るデッキへの打点。必要性は非常に薄い。
9.波紋のバリアーウェーブ・フォース=妖仙獣への対策として非常に強力。ただし通るかは不明。
10.奈落の落とし穴=召喚・特殊召喚対策を増やす。ダークロウあたりがいる場合はメタとしてほしい。
以上となります。
基本的に召喚無効系のカードは、「エクゾディア」や「終焉のカウントダウン」、「バーンデッキ」などのモンスターをほとんど活用しないデッキにおいてのみ役立たずとなりますので、汎用性は非常に広く、また単純に強いです。「トーテムバード」という心強い友もいるので、召喚無効系カードが割られることもあまり無いため、メタデッキとしては完成度高めではないかと思っております。
サイド、エクストラ、魔法・罠、などを弄ることにより、簡単にその環境に合わせたメタデッキともなるので、お値段はかなりはりますが、環境に合わせやすいメタデッキとも言えるでしょう。
ただ、次の海外産カードに刺さるかどうかは微妙なところなので、お作りになる場合は、そのあたりをよく見てから、カードをお集めになってください。
それでは、長文失礼いたしました。
(24時間以内)
1位1500Pt
ドキドキ
ドルブーロ(神奈川県)
21時間前
2位500Pt
ドキドキ
水道(茨城県)
5時間前
3位400Pt
わくわく
SKミミミ(神奈川県)
16時間前
4位80Pt
ドキドキ
ヴァノレルリ(愛媛県)
15時間前
5位80Pt
ドキドキ
XjdqCQodk398471(北海道)
18時間前